一般財団法人環境イノベーション情報機構
高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの対応レベルを「3」から「2」へ引き下げ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2024.05.30 【情報源】環境省/2024.05.29 発表
環境省は、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、高病原性鳥インフルエンザの発生状況に応じて野鳥サーベイランスの対応レベルを設定している。今回、高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの対応レベルを「3」から「2」への引き下げると発表した。
この措置は、北海道札幌市における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内156例目等)を受け、野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視を強化してきたが、その後、野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、同区域を解除。それに伴い、 指定している野鳥監視重点区域が1箇所(千葉県)となったことによるもの。
なお、現在指定している野鳥監視重点区域(千葉県富里市)についても、当該区域内での続発がなければ、令和6年6月1日(土)に解除される。国内の野鳥監視重点区域がすべて解除となった場合は、対応レベルを1に引き下げることとなる。
詳細はプレスリリースを参照。
【環境省】