一般財団法人環境イノベーション情報機構
大林組、木材を利用した鋼管柱の耐火被覆工法で90分耐火の大臣認定を取得
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.05.24 【情報源】企業/2024.04.15 発表
株式会社大林組は、木材を利用した鋼管柱の耐火被覆工法「O・Mega Wood X(オメガウッドエクス)コラム」を開発し、90分耐火構造の国土交通大臣認定を取得したと発表した。これまで鉄骨造の耐火建築物において柱・梁を木質化するには、鉄骨にロックウール吹付などの耐火被覆を施し、表面仕上げに木材を使用していたが、この工法では、中高層建築で使用頻度の高い角形鋼管に、ヒノキやスギのCLT・集成材を被覆し、その内側に強化石こうボードによる燃え止まり層(耐火層)を設けることで、木材使用量を増やしながら耐火構造を実現。従来工法(ロックウール吹付+木仕上げ)と同等のコストで約5倍のCO2固定化が可能となった。
【株式会社大林組】