一般財団法人環境イノベーション情報機構
竹中工務店、CO2排出量を低減する地盤改良工法を開発
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.02.16 【情報源】企業/2024.01.31 発表
株式会社竹中工務店は、デンカ株式会社、鹿島建設株式会社とともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトを実施するコンソーシアムであるCUCO(クーコ)の幹事会社として、コンクリートの製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)の排出量が実質ゼロ以下となるカーボンネガティブコンクリートを開発を進めている。今回、同社は、コンクリート解体ガラから再生された微粉を炭酸化したCO2固定微粉(CCU材料)を用いた「CUCO-CO2固定地盤改良」を開発し、従来の地盤改良工法に比べてCO2排出量を約5%低減した。
なお、この工法は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)三菱未来館(設計監理:三菱地所設計)の地盤改良の一部に適用され、建物工事中の大型重機用仮設走行路として使用されている。
【株式会社竹中工務店】