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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、家庭用調理器具のエネルギー効率基準を最終決定

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2024.02.15 【情報源】アメリカ/2024.01.29 発表

アメリカエネルギー省(DOE)は、家庭用調理器具に対して新たに設けるエネルギー効率基準を最終決定した。
対象は電気コンロやガスコンロ、オーブンなどで、2028年1月31日より新製品や輸入品に基準への適合が義務づけられる。販売からの30年間で省エネ効果は220兆英国熱量単位(BTU)となり、家庭の光熱費約16億ドルの節約、CO2約400万トンの排出削減(約50万世帯分のエネルギー使用に伴う年間CO2排出量に相当)が見込まれている。
同基準は、メーカーや消費者団体を含む幅広い利害関係者からの提言を反映しているという。大部分の現製品で実証されている水準であり、例えば、現在販売されているガスコンロの約97%はすでに基準を満たしているなど、適合品となるためにエネルギー効率を改善する必要があるのはごく一部のモデルになる。
今回の措置やこの他にバイデン政権が取り組んでいるエネルギー効率基準の強化により、30年間の累計で光熱費約1兆ドルの節約、温室効果ガス(GHG)25億トン以上の削減になると試算されている。

【アメリカエネルギー省】

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