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環境ニュース[国内]

『平成12年度ODA民間モニター報告書』を作成

環境行政 行政資料】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】外務省/2001.03.00 発表

 外務省では、『平成12年度ODA民間モニター報告書』をまとめた。
 外務省では平成11年度より、幅広く一般の人々にODAの現状を知ってもらうため、「ODA民間モニター制度」を創設している。この制度は、公募により選出されたモニターに一般国民としての視点から、直接ODAの現場を視察してもらい、意見を述べてもらうもの。全国より幅広い年齢、職業を有する5440名の応募があり、小論文の審査後、各都道府県ごとに抽選によりほぼ男女各1名ずつ定員の計104名を選出、更に10チームに分けフィリピン、インドネシア、中国など10か国に派遣を行い、それぞれ約1週間程度視察を実施した。
 この報告書は第1章「総括:ODA民間モニターからの声」、第2章「座談会:ODAの現場を視察して」、第3章「ODA民間モニター制度について」第4章「ODA民間モニターからの報告」から構成されている。
 環境と関連しては、第1章の中でも「援助する理由は、この地球が人類の生存しうる環境を保ち、争いのない豊かな繁栄を続けるためだと思う。」という声があり、また第2章の座談会では、北京の大気汚染の凄まじさが最も印象に残り、環境問題についても公害経験のある日本が環境保全分野での協力にもっと力を入れて欲しいという感想や、インドネシアの自然に恵まれた美しい島も、開発が進むほど環境破壊も進むのではないかと不安。開発に伴う環境破壊をどう防ぐかが課題−−などの感想が掲載されている。【外務省】

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