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環境ニュース[国内]

東新潟火力発電所1・2号機リプレース計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.01.29 【情報源】環境省/2024.01.26 発表

環境省は、「東新潟火力発電所1・2号機リプレース計画 計画段階環境配慮書」(東北電力株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、新潟県北蒲原郡聖籠町において、既設の発電設備を廃止し、同じ敷地内に出力約1,300,000kW(単機出力 650,000kW級×2基)の火力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)2050年に向け、二酸化炭素排出削減の取組の道筋がパリ協定1.5℃目標と整合する形で描けない場合には、事業の休廃止も含め、あらゆる選択肢を勘案して検討すること
(2)非効率石炭火力のフェードアウト、再エネ等の非化石電源・高効率な火力発電設備の優先的な稼働等、事業者として足元の温室効果ガス削減に取り組むこと
(3)脱炭素燃料の導入等の脱炭素化に向けた技術をできるだけ早期に実装するなど必要な措置を講じ、1.5℃目標と整合する形で、ロックイン効果を創出することなく2050年までのカーボンニュートラル達成を目指すこと
等を求めている。

【環境省】

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