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環境ニュース[国内]

九州西部海域のトラフグについて資源回復計画作成へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.04.03 【情報源】水産庁/2003.03.28 発表

 平成15年3月27日に福岡市内で開催された「日本海・九州西広域漁業調整委員会」の第4回九州西部会で、山口県から熊本県にかけての九州西部海域に分布するトラフグを資源回復計画の対象魚種とし、関係漁業者と具体的な漁獲努力量、削減措置を協議していくことが了承された。
 また、鹿児島県から沖縄県に分布するマチ類を資源回復計画の対象魚種とすることについては、合意には至らなかったが、引き続き協議を進めていくとされた。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の積極的な回復を図るための資源管理の取組みの一環として策定されているもの。九州近辺の海域でのトラフグの水揚げ量(下関唐戸魚市場南風泊市場の統計)は平成13年で85トンで、水揚げ量のピークであった昭和50年の10分の1以下。資源状況は極めて低水準にあり、大幅な漁獲制限が必要と評価されている。【水産庁】

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