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環境ニュース[国内]

ジュゴンと藻場の広域的調査で中間報告の内容を検討

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.04.01 【情報源】環境省/2003.03.28 発表

 平成15年3月28日に開催された「平成14年度第2回ジュゴン藻場の広域的調査手法検討会」で14年度調査の調査結果の中間報告の内容などが検討された。
 環境省は、沖縄周辺海域に生息するジュゴンの保護方策を検討資料とするため、ジュゴンとその餌場である藻場の広域調査を平成13年度から3年計画で進めている。
 14年度の調査では(1)浅場の海草藻場でのジュゴンの食跡調査、(2)ジュゴンの分布調査、(3)ジュゴンの食性調査、(4)ジュゴンのレスキュー体制の検討−−などを実施。ジュゴンの分布調査では14年9月と15年1月にジュゴン計3頭をセスナ機から確認するなどの成果があり、中間報告にも盛り込まれる予定だ。
ジュゴンは、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)では、最も厳しく規制される付属書1リストに登録されている哺乳動物。とりわけ沖縄のジュゴンは、世界的な分布の北限と言われ、生息数も非常に限られていると推測されている。
 なお、ジュゴンの広域的な調査としては今回調査が日本で初めての試み。【環境省】

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