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環境ニュース[海外]

欧州委員会、植物や土壌の持続可能な利用などを目指す一連の法案を発表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2023.07.20 【情報源】EU/2023.07.05 発表

欧州委員会は、欧州グリーンディールの一環として、重要な自然資源を持続可能なかたちで利用するための一連の法案を採択した。
個別の内容や狙いなどは次のとおり。
・土壌監視指令:土壌に関する初のEU法案である。域内の土壌生態系を2050年までに健全化する目標の達成に向けて、土壌監視の枠組みの導入や持続可能な土壌管理の促進、土壌汚染による健康や環境上のリスクへの対処などを盛り込む
・特定の新ゲノム技術(NGT)を使った植物及びこれを利用した食品や飼料に関する規則(改正を含む):気候変動に強い作物の開発や化学農薬の使用削減ができるよう同技術の安全な利用を可能にする
・植物及び森林の繁殖材料の生産と販売に関する規則(改正を含む):持続可能で良質かつ多様な繁殖材料(種子など)を確保する
廃棄物枠組み指令の改正:食品や繊維の廃棄を減らすため、法的拘束力のある2030年までの食品廃棄物削減目標を設定することや、繊維製品について拡大生産者責任(EPR)の考え方を導入する
今後、法案は欧州議会とEU理事会に諮られる。
【欧州委員会】

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