一般財団法人環境イノベーション情報機構
第54回ガンカモ類の生息調査(全国一斉調査)結果(速報)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2023.06.06 【情報源】環境省/2023.06.05 発表
環境省は、ガンカモ類の冬期の生息状況把握のため、各都道府県の協力の下、1970年からガンカモ類の生息調査(全国一斉調査)を実施している。国や自治体における野生動物保護管理行政(鳥獣の保護管理、希少種の保全、外来種・鳥インフルエンザ対策等)に効果的に活用されることを目的とし、原則として2023年1月15日(日)を基準日とした前後1週間に実施した。
調査地:ガンカモ類の生息地となっている全国約 8,700 地点の湖沼等
全地点のうち約 6,400 地点でガンカモ類が観察され、そのうちハクチョウ類は約 640 地点、ガン類は約 150 地点、カモ類は約 6,300 地点で観察された。
全国での観察数は、ハクチョウ類(4種)約 7万7,100 羽、ガン類(7種)約 31万800 羽、カモ類(30種)約 158万5,100 羽であり、これらの総数は約 197万3,000 羽であった。
今回の集計結果は速報値であり、現在行っているデータ精査の結果を踏まえて10月頃を目途に確定値を取りまとめる予定。
今回の暫定値、過去の調査の確定値は下記のサイトで確認可能。
環境省生物多様性センター ガンカモ類の生息調査 調査成果物
https://www.biodic.go.jp/gankamo/gankamo_top.html
【環境省】