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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、気候変動による損失と損害を補償する対途上国基金の運用等に向けた委員会の初会合を報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.04.20 【情報源】国際機関/2023.04.03 発表

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によると、気候変動の影響に対して脆弱な途上国を支援するための資金繰りや新基金の運用方法などを検討する移行委員会が、2023年3月27〜29日に初会合を開催し、同条約第28回締約国会議(COP28)に向けた提言をまとめるための作業計画を承認して閉会した。COP28までには、今回を含む計4回の会合のほかワークショップなどが予定されている。
同委員会は、締約国の代表24名(途上国側から14名)で構成され、COP28での検討や採択に向けて、資金調達の取決めや基金の運用などの細部を詰める役割を担っている。今会合では、南アフリカとフィンランドの代表が共同議長に選出され、資金調達の取決めや基金の目的、範囲等についての意見交換、及び資金繰りや基金が金融構造上の課題にどう対応しうるかについての議論も行われたという。
この新基金は、気候変動による「損失と損害」に対処する途上国への支援に特化したもので、2022年の同条約第27回締約国会議(COP27)で設立が合意されていた。
【国連気候変動枠組条約】

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