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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、2027年型以降の大型車両に関する新たな大気浄化基準を決定

大気環境 その他(大気環境)】 【掲載日】2023.01.12 【情報源】アメリカ/2022.12.20 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、2027年型以降の大型トラックからのスモッグや煤煙の排出を削減するための厳しい大気浄化基準を決定した。この新たな基準は、「大気浄化法」に明記されている権限と一致する技術記録をベースに、現行のものと比較して80%超強化されており、この基準が適用された車両の耐用年数は1.5〜2.5倍、また排出管理システム保証期間は2.8〜4.5倍長くなるという。さらに製造業者は、運転中に車両エンジンや排出管理システムが確実に機能するよう義務付けられる。
EPAはこの新たな基準により、2045年まで毎年次のような公衆の健康利益がもたらされると予測する。
・早期死亡最大2900人減少
・入院及び救急外来受診6700人減少
・小児喘息の患者1万8000人減少
・喘息症状やアレルギー性鼻炎症状の患者310万人減少
・労働の損失日数7万8000日減少
・子供の欠席日数110万日減少
・年間純利益290億ドル
EPAは汚染物質による影響を受けてきた地域や部族、州や地方自治体、環境保護団体など様々な利害関係者とともにこの新基準を策定した。
【アメリカ環境保護庁

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