ドイツ　第3回資源報告書を公表

ドイツ連邦環境庁（UBA）は、第3回資源報告書を公表した。これによると、ドイツの資源消費量は若干減少しているものの、世界平均を約30％も上回る年間13億トンの資源を消費し、ドイツで暮らす人々は一人あたり16トンの「エコロジカル・リュックサック」を背負っていることが示された。ドイツ政府は、今後の資源消費は野心的な政策により持続可能なものへの転換が可能であるとしており、2030年までに2019年比で3分の1以上の資源消費量に削減、2060年までに技術革新とライフスタイルの変化により一人当たりの資源消費量を5.7トンにまで削減することを目指している。次回の資源報告書は2026年に発行される。
【ドイツ連邦環境庁】