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環境ニュース[国内]

シャープ、太陽光発電システムの使用により生じる「環境価値」をユーザーに還元、環境価値取引を活用した「COCORO ENERGYエコ会員」サービスを開始

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2022.12.09 【情報源】企業/2022.11.07 発表

 シャープ株式会社は、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」の利用者を対象に、新たに「環境価値」取引を活用した「COCORO ENERGYエコ会員」サービスの提供を11月16日に開始する。エコ会員の自宅にある太陽光発電システムの使用により削減されたCO2排出量を「環境価値」として同社が集約して価値化し、エコ会員にはその対価としてエネルギー機器の見守りなどの有償サービスを無償で提供する。

 同サービスでは、「COCORO ENERGY」利用者で入会条件を満たす方をエコ会員として募集し、自宅の太陽光発電システムで発電した電気を自家消費することで生じる「環境価値」を同社に譲渡してもらう。同社は、会員から集約した「環境価値」をJ-クレジット制度を活用して価値化し、脱炭素経営に取り組む企業に活用してもらい、その対価として、エコ会員へ「COCORO ENERGY」で提供する「モニタリング基本機能」「モニタリング発電診断」、新たなサービス「蓄電池あんしん運転」の3つの有償サービス(各220円/月・税込)を8年間無償で提供する。

 同社は、サービスにより太陽光発電システムが生み出す「環境価値」を有効活用し、消費者の利便性のさらなる向上を図るとともに、太陽光発電システムと蓄電池システムの普及拡大に努め、社会全体のカーボンニュートラル達成に貢献していく、としている。
【シャープ株式会社】

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