一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、アラスカ先住民の気候回復力向上プロジェクトに資金提供

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.09.05 【情報源】アメリカ/2022.08.18 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、アラスカ先住民部族健康コンソーシアム(ANTHC)とともに、気候変動に対するアラスカの部族社会の回復力を高めるための新たなパイロットプロジェクトの発足を発表した。必要な約27万9000ドルのうち、NOAAが25万8000ドルを2022年会計年度に投資する。ANTHCは国内で最大かつ最も包括的な部族の医療提供機関であり、気候変動により不平等な負担を強いられている部族社会への衡平なサービス提供に関する見識を有する。その能力をNOAAの気候データやツールと結びつけることによって、洪水と浸食、食料安全保障、永久凍土融解などの脅威に直面するアラスカ先住民コミュニティへの支援の強化をめざすという。プロジェクトは以下の3点を目標とする。
 ・部族の気候変動適応活動に対する景観評価の実施
 ・気候変動への部族の取組がアラスカ先住民の主導・優先で実施されるための諮問機関の設立
 ・部族がレビューし発行する、脅威を受けている先住民コミュニティの未充足のニーズに関する報告書
【アメリカ海洋大気庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース