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環境ニュース[国内]

ミクロネシア経済水域内での汚水排出などを協議 日・ミクロネシア漁業協議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.03.05 【情報源】水産庁/2003.03.05 発表

 2003年2月26日から28日にかけて、ミクロネシア連邦のポンペイで日・ミクロネシア漁業協議が開催された。
 今回の協議はミクロネシアが2002年3月に改正した「新海洋資源法」について話し合うことが中心議題となった。
 同法には公海操業の厳格な取締規定など、国連海洋法条約が定める沿岸国の権利を超えた内容や、排他的経済水域内での汚水排出の全面的禁止など遵守が困難な規定があるとして日本側から協議を申し入れていたものだ。
 なおミクロネシア側は、公海操業の取締規定は中西部太平洋マグロ類条約(WCPFC)が発効した場合に備え、前もって定めたもので現時点で外国船にこれらの内容の遵守を義務付けるものではないと説明。
 また排他的経済水域での汚水排出についても、「汚水排出の国際的な基準となる見込みの海洋汚染防止条約の規則(MARPOL条約の船舶からの汚水による汚染の防止のための規則のこと。未発効だが2003年10月に発効予定)に基づく排出は許容されるべき」との日本側の主張を受け、「国際的な基準に照らし対処する」との回答を行った。【水産庁】

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