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環境ニュース[国内]

FAOとワシントン条約締約国会議間の協力推進を合意 第25回FAO水産委員会

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.03.04 【情報源】水産庁/2003.03.03 発表

 2003年2月24日から28日にかけて、イタリア・ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で、第25回FAO水産委員会(COFI)が開催された。
 今回の委員会には120か国・地域に加え、多数の国際機関、NGOが出席。(1)生態系の一括管理など、世界的な漁業資源管理の推進、(2)FAOとワシントン条約締約国会議間の協力など、資源管理と水産物貿易の関係構築、(3)持続的な養殖業の実施、漁業統計の改善−−などが議題となった。
 このうち生態系一括管理については、24回COFIで決定した、海産哺乳動物と漁業との競合に関する調査推進が再確認され、FAOが一括管理のための作業を進めることを合意。またFAOとワシントン条約締約国会議間の協力を進めるための検討パネル設置も合意され、両機関間の覚書案を早急に最終化するための作業を行うことが決まった。
 一方、持続的な養殖業の達成については、生産物の安全と品質、環境保全と資源管理に配慮した役割をFAOが担うことが合意された。【水産庁】

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