一般財団法人環境イノベーション情報機構
東洋紡、「びわ湖の日滋賀県提携 龍谷講座」関連事業「びわ湖100地点調査」に協賛〜琵琶湖の生物多様性の保全に向けた取り組みを加速〜
【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2022.08.17 【情報源】企業/2022.07.06 発表
東洋紡株式会社は、龍谷大学と滋賀県が共催する「びわ湖の日滋賀県提携 龍谷講座」の関連事業として龍谷大学生物多様性科学研究センターが実施する、「100地点環境DNA調査『びわ湖の日チャレンジ!みんなで水を汲んでどんな魚がいるか調べよう!』」(通称「びわ湖100地点調査」)に協賛する。2021年に開始した「びわ湖100地点調査」は、琵琶湖における生物の生息状況を調査する市民参加型の取り組み。年に1度、有志の団体や地元企業などが琵琶湖全域の湖岸100箇所で湖水のサンプリングを行い、生物多様性科学研究センターにおいてサンプルの環境DNAを分析することで、生物の分布や移入種の拡散状況といった生物多様性の保全に欠かせないデータを入手できる。本年度の分析結果は、12月に「びわ湖の日滋賀県提携 龍谷講座」において公表される予定。
同社の研究開発拠点である総合研究所(滋賀県大津市)では、琵琶湖の生物多様性の保全に向け、これまでも地域の環境活動への参加や、独自のクリーン運動の実施といった取り組みを行ってきた。このほどの「びわ湖100地点調査」への協賛を通じて、年に1度のサンプリング作業に参加するとともに、同社敷地内における琵琶湖水の定期的なサンプリングを独自で実施し、経時的なデータの取得に協力する。併せて、同社と生物多様性科学研究センターにおいて、環境DNA分析技術を活用した共同での取り組みの検討を進める。
【東洋紡株式会社】