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環境ニュース[海外]

ドイツ 北海・バルト海における海洋自然保護を強化

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2022.03.07 【情報源】ドイツ/2022.02.09 発表

 ドイツ連邦自然保護庁(BfN)は、ドイツ国内のバルト海の保護区管理計画の施行を公表した。これによりドイツ国内の北海とバルト海における排他的経済水域の30%以上が保護下に置かれることになり、連邦自然保護庁は今後、水中騒音の低減、汚染物質流入の抑制、サンゴ礁の修復、より自然に近い漁法の研究など、様々な具体的な対策を講じていくことになる。ドイツ連邦環境省(BMU)のレムケ連邦環境大臣は、「北海とバルト海の大部分の状態は良好ではなく、自然を犠牲に集約的に利用されている。管理計画により、沿岸部の豊富な種の生態系の保護、海鳥アザラシ、ネズミイルカの保護、自然のサンゴ礁の回復を進める。また、気候保護対策として海や干潟植物群落藻場の成長を促し、CO2吸収源である海洋を強化する。さらに、ドイツ政府が構想している洋上風力発電の拡大も、より自然に近い形で実現していく」と述べた。
【ドイツ連邦自然保護庁】

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