令和2年度アスベスト大気濃度調査結果を公表

　環境省は、アスベストによる大気汚染の状況を把握し、今後のアスベスト飛散防止を検討するための基礎資料とするとともに、広く情報提供するため、毎年、大気中のアスベスト濃度を調査している。今回、令和2年度の調査結果を取りまとめ公表した。

　調査は、全国の継続調査地点34地点、自治体から推薦のあった令和2年度調査地点11地点の計45地点で、大気中のアスベスト及びその他の繊維を含む総繊維数濃度を測定した。
　
　多くの地点において、アスベスト以外の繊維を含む総繊維数濃度について特に高い濃度は見られなかった。
　一方、一部の解体現場等においてアスベスト繊維数濃度について高い濃度が見られたため、令和3年度も継続して調査を行うこととしている。

【環境省】