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環境ニュース[海外]

世界気象機関、水文気象サービスへの投資効果大との報告書を紹介

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2021.07.27 【情報源】国際機関/2021.07.08 発表

 世界気象機関(WMO)は、水文気象サービス(気象・気候予報・早期警報の提供)への投資の必要性と効果の大きさを強調する初の報告書「水文気象サービスギャップ報告書2021」(Hydromet Gap Report 2021)を紹介した。
 世界銀行の推計では、水文気象サービスの整備・向上により、年2万3000人が災害死を免れるほか、損害回避額660億ドルと生産性向上による960億ドルの合計1620億ドルの経済的利益が生まれる。しかし、現状は、世界の国々の60%において複数災害対応のマルチハザード早期警報システムが未整備で、途上国の気象関連被害は先進国の3倍にのぼる。
 「報告書」は、投資家の判断材料とするためWMOが作成した評価ツール「国別水文気象サービス診断法」(Country Hydromet Diagnostics)の試行診断の結果を示し、投資の必要な分野を明らかにしている。最大の問題は、途上国(特に後発開発途上国と小島嶼開発途上国)における基礎的な観測体制の未整備であった。
世界気象機関

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