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環境ニュース[国内]

2002年資源量は2001年より増加確実 越冬期のマイワシ・サバ類の現存量推定調査結果  

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.01.29 【情報源】水産庁/2003.01.27 発表

 水産庁の漁業調査船開洋丸(2,630トン)は、2002年1月10日から23日にかけて北西太平洋に出航し、表中層トロール網と計量魚群探知機を使用した、マイワシ、マサバの資源現存量推定調査を実施した。
 この調査では25回の表中層トロール曳網により、マイワシを1735尾(14年調査時漁獲:273尾)、カタクチイワシを約42万尾(同:約16万尾)、マサバを2072尾(同:1尾)、ゴマサバを731個体(同:漁獲なし)、サンマを24尾漁獲。14年の同時期の調査での漁獲量は少なかったが、今回は広い範囲で漁獲された。 
 なお漁獲されたマイワシ、マサバ、ゴマサバは体長から1歳魚が主体と推定され、「2002年生まれのマイワシ・サバ類は、2001年生まれよりも多い」ことは確実。
 さらに計量魚群探知機データからは、鹿島沖でカタクチイワシとマイワシの高い密度で分布していることが推定された。またこの結果はトロール網漁獲量からの推定結果とも整合した。【水産庁】

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