一般財団法人環境イノベーション情報機構
野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の結果発表(令和3年4月分)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2021.05.18 【情報源】環境省/2021.05.17 発表
環境省は、都道府県の協力を得て、野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだ場合に早期発見すること、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を把握することを目的として、全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期にあたる時期(10月〜12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便採取調査を1回以上実施している。1月〜4月には任意で実施している調査地点があり、4月は兵庫県淡路市で100個の糞便を採取した。
調査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
今シーズンの定期糞便調査は、4月をもって終了。今シーズン(令和2年10月〜令和3年4月)の定期糞便採取調査では、合計10,985個の糞便が採取され、検査を行った。
高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出事例は、2件であった。
【環境省】