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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、土地被覆の区分の変化を評価する土地勘定の手法を提示

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2020.11.16 【情報源】EU/2020.10.27 発表

 欧州環境庁(EEA)は、土地被覆の区分の変化を評価できる土地勘定の手法を提示した。土地被覆の区分が変化すると、生物多様性の減退や森林などによる炭素貯蔵効果の減少、食料生産や洪水調節の能力の低下といった環境影響が生じる可能性がある。EEAが提示する土地勘定の手法は、国連の環境経済勘定(SEEA)で示されているような環境と経済を総合的に評価するための国際統計基準に沿ったものであり、地球観測システム「コペルニクス」による高解像度の地理空間的データも生かしたEEAの土地被覆データベースや、総合データプラットフォームを活用する。EEAは、欧州の土地被覆の状況を国や観測年などで検索できる土地被覆情報をウェブ上で提供している。これによって都市化された土地の規模や、耕作可能地や森林の変化などを把握することができ、透明性や再現性のある能率的な土地勘定が可能だという。EEAは、持続可能な開発を進めるには土地利用とその影響について正しく対処することが不可欠だとし、土地勘定は土地関連政策に必要だと説明している。
【欧州環境庁】

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