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環境ニュース[国内]

熊本市、EVを活用したまちづくりへ 日産自動車などと連携協定

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.09.10 【情報源】地方自治体/2019.07.22 発表

 熊本市と日産自動車、熊本日産自動車(熊本市)、日産プリンス熊本販売(同)は、電気自動車(EV)を活用した持続可能なまちづくりに関する連携協定を結んだ。協定には、災害時に日産のEV「リーフ」を使って電力を供給し、市民の安全を確保することや、EVの普及促進で環境意識の向上を図ることなどが盛り込まれた。
 国の「SDGs未来都市」に選ばれた熊本市が、SDGs達成に向けたモデル事業の一環として取り組む。災害で大規模な停電が発生した場合、市の要請で熊本日産自動車と日産プリンス熊本販売が試乗用のリーフを無償で貸与する。自立電源を持たない避難所19カ所で、照明器具やエアコン、携帯電話の充電などの電力源として活用する。
 協定ではこのほか、市のイベントで使う電力をEVから供給し、EVが「動く蓄電池」として活用できることをアピールしたり、EVの普及を通じて大気汚染など地域課題の解決に連携して取り組んだりすることなどを盛り込んだ。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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