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環境ニュース[海外]

カナダ、オンタリオ州ブランプトンの電気バスネットワーク構築に1100万ドルを拠出

大気環境 交通問題】 【掲載日】2019.08.21 【情報源】カナダ/2019.07.29 発表

 カナダ天然資源省(NRCan)は、オンタリオ州ブランプトン市での電気バスと充電設備による世界最大規模のネットワーク構築のため1100万ドルあまりを拠出すると発表した。電気バスと充電設備の導入により、今後ディーゼルバスを廃止して温室効果ガス排出や大気汚染を大幅に削減できるほか、エネルギーコスト抑制、輸送部門でのゼロエミッション実現にもつながるという。カナダではゼロエミッション輸送技術を推進する取り組みの一部として、2018年4月にバンクーバーにて電気路線バス実証実験を開始した。ブランプトン市は同実証実験の第1フェーズに参加する形になる。パトリック・ブラウン市長は「ブランプトン市は2050年までに温室効果ガス排出を80%削減することを目指しており、今回の発表は大きな意味がある」と述べた。カナダは気候変動対策として輸送における汚染物質削減に注力しており、電気自動車の充電設備や天然ガスおよび水素燃料補給所の設置、革新的な充電技術の実証などに対し、これまで1億8250万ドルを拠出している。【カナダ天然資源省】

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