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環境ニュース[国内]

「聞きたい!知りたい!外務省」コーナーに捕鯨・漁業交渉担当室長インタビューを掲載

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.11.27 【情報源】外務省/2002.11.26 発表

 外務省は平成14年11月26日、同省ホームページの「聞きたい!知りたい!外務省」コーナーに筑波大学国際総合学類2年の高木功介さんによるインタビュー記事「如何にして日本の漁業文化を守りしか 経済局漁業室 伊藤嘉章室長に聞く」を掲載した。
 「聞きたい!知りたい!外務省」は若者が同省の職員にインタビューを行い、現在話題となっている外交政策についてまとめた記事を掲載するコーナー。
 今回の記事の内容は、高木さんが伊藤漁業室長に捕鯨交渉・漁業関連交渉に関する日本の取組みについて、インタビューを行ったもの。
 伊藤・漁業室長は「国際捕鯨委員会(IWC)は反捕鯨の牙城に一般には見えているが、どのような組織だと考えているのか?」との高木さんの質問に対し、「IWC加盟国で(現在)捕鯨派は21か国、反捕鯨派は25か国、欠席・投票権停止国3か国となっており、反捕鯨の牙城という色彩は弱まってきた」「過激な世論によって感情的に捕鯨論をするのではなく、IWCという組織の中で各国が冷静に議論をし解決する本来あるべき姿を取り戻してきた」との印象をコメント。
 また2002年11月に開催されたワシントン条約(CITES)締約国会議で日本が世界最大の消費国になっているメロ(銀ムツ)の取引規制が審議されたことについては、「CITESのように”絶滅の危機”という形での規制はなされるべきでなく、多国間漁業条約や世界貿易機関などによって、”持続的な利用”を念頭に置いた基準作りがされるべきだと考える」との日本の立場を説明している。【外務省】

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