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環境ニュース[国内]

中西部太平洋まぐろ類条約第3回準備会合がフィリピンで開催へ 日本も参加予定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.11.15 【情報源】水産庁/2002.11.14 発表

 2002年11月18日から22日にかけてフィリピンのマニラで中西部太平洋まぐろ類条約(MHLC条約)第3回準備会合が開催される。
 今回の会合には日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、米、オーストラリア,ニュージーランド、太平洋島嶼国などが参加し、(1)条約発効後に設置される委員会を運営するための手続規則の作成、(2)具体的な監視取締の方法、(3)条約の委員会を運営するための予算・各国分担金、(4)まぐろ類の漁獲量データの収集方法、資源評価の方法、(5)MHLC条約事務局の設置場所−−などが議題として話し合われる予定だ。
 なお日本は、現行のMHLC条約には条約水域、意志決定方式に問題があるため、発効前に条約修正が必要であるとの従来からの主張に基づき、2002年8月にフィジーで開催された太平洋諸島フォーラム(PIF)の域外国対話会合では、(1)条約修正を議題として追加すること、(2)条約水域での漁業に関心を持つ国への正式な参加権の付与−−が第3回準備会合への参加条件であるしていた。今回、条約修正は議題となっていないが、議論の動向を見守るために参加することにしたという。【水産庁】

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