一般財団法人環境イノベーション情報機構
タイにおいて二国間クレジット制度(JCM)のクレジットを発行
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.04.24 【情報源】環境省/2018.04.23 発表
環境省は、日本とタイ王国の間で実施される二国間クレジット制度(JCM)の下で初となるクレジットが発行されたと発表した。発行されたクレジット量は300トン(削減対象となったモニタリング期間の合計約15カ月分)であり、日本政府としてその内151トンのクレジットを獲得した。
なお、本プロジェクトからの累積削減量は約4,900トンとなることが見込まれている。
【二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)】
JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するもの。
JCMのパートナー国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピンの17カ国。
【環境省】