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環境ニュース[国内]

みなみまぐろ保存委員会第9回年次会合 総漁獲可能量・国別配分で結論得られず

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.10.22 【情報源】水産庁/2002.10.21 発表

 2002年10月15日から18日にかけてオーストラリアのキャンベラでみなみまぐろ保存委員会第9回年次会合(CCSBT9)とその拡大委員会が開催された。
 CCSBTは日本、オーストラリア、ニュージーランドの3か国が1994年に締結したみなみまぐろ保存条約に基づき設置された委員会で、みなみまぐろの総漁獲量(TAC)、国別漁獲割当量の設定を行ってきた。
 今回の会議では、2002年8月30日付けで台湾が拡大委員会(台湾を正式に議論に参加させる枠組み)に参加したことに伴い、実質的議論を拡大委員会で行ない、その結果を委員会で承認するという変則方式で議事が運営された。
 なお(1)実施すべき科学調査の内容、(2)非加盟国との関係の整理、(3)貿易情報スキームの改善、(4)総漁獲可能量と国別配分−−などの問題が議題にのぼったが、このうち総漁獲可能量・国別配分については結論が得られず、各メンバーが自主的管理を行うこととなった。また科学調査としては資源評価改善のための調査・検討の継続、インドネシアの漁獲量推定手法のレビューの実施などが決定した。【水産庁】

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