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環境ニュース[国内]

中国産冷凍カリフラワーから残留基準値を超えるメタミドホスを検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.10.10 【情報源】農林水産省/2002.10.09 発表

 厚生労働省が検疫所で実施した残留農薬モニタリング検査で、中国産冷凍食品カリフラワーから2回にかけて残留基準値を超えるメタミドホスの検出が確認された。
 カリフラワーに対するメタミドホスの残留基準値は1.0ppmだが、今回の事例ではそれぞれ2.6ppmと1.7ppmのメタミドホスを検出。
 このため同省では残留農薬が検出された冷凍カリフラワーと同時に輸入された全量(計約16トン)について、廃棄または積み戻しを行うよう指示を行ったほか、平成14年10月9日付けで中国産カリフラワーとその加工品に対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することにした。
 検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

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