一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成27年度水環境における放射性物質のモニタリング結果について
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2017.07.03 【情報源】環境省/2017.06.30 発表
環境省は、平成27年度分の水環境における放射性物質モニタリングについて、その結果をとりまとめ、公表した。全国の公共用水域及び地下水における放射性物質の存在状況の把握を目的として、公共用水域、地下水とも全国各110地点でモニタリングを実施した。
全β放射能及び検出されたγ線放出核種は、全て過去の測定値の傾向の範囲内であった。
また、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、当該事故由来の放射性物質の水環境における存在状況の把握を目的として、福島県及び周辺地域において、公共用水域約600地点、地下水約400地点で、平成23年8月以降継続的モニタリングを実施した。
公共用水域では、ほどんとの地点で不検出もしくは減少傾向で推移している。地下水の水質については、全地点で不検出であった。
環境省は、次年度以降も継続してモニタリングを実施することが適当、としている。
詳細は以下の環境省ホームページで公開している。
http://www.env.go.jp/air/rmcm/index.html
【環境省】