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環境ニュース[国内]

産構審ワーキンググループの環境ビジネス報告書中間とりまとめ案に1,399件の意見

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.10.07 【情報源】経済産業省/2002.10.04 発表

 経済産業省は平成14年10月4日付けで、産業構造審議会廃棄物リサイクル小委員会の循環ビジネスワーキンググループ中間とりまとめ案「循環ビジネスの自律的発展を目指して」に対する意見募集結果を公表した。
 循環ビジネスワーキンググループは環境ビジネスを、全産業の中でも今後ビジネスチャンスの拡大が期待される「戦略分野」と位置づけ、「産業の環境化(従来産業の中での環境対策の進展)」、「環境の産業化(新たなリサイクル市場の創出など、環境保全自体がビジネスとなる経済構造の構築)」の2種類の環境ビジネスの振興、動静脈産業が一体化した新たなビジネスモデルの検討などを行てきた。
 中間とりまとめ案では、市場経済の中に環境配慮や環境コストの要素が十分に組み込まれていない現状では、全体の取り組みのレベルを引き上げるために、法規制や協定などの制度を整備する手法と、規制や協定によらない自主的な取組みを適切に組み合わせていく方式がふさわしいと指摘。具体的には(1)環境経営の推進、(2)環境上望ましい新ビジネスモデルの推進、(3)環境調和型製品・サービスの供給・需要の拡大、(4)技術・システム開発の推進・普及、(5)ITの活用(6)法制度の整備・運用−−などに取り組んでいくべきとしている。
 なおこの中間とりまとめ案に対し、意見募集期間中に寄せられた意見は1,399件。このうち「全体的なビジョンの必要性を指摘した意見」が23件、「事業活動を環境に調和したものにしてくための自主的な変革努力に対する支援に関する意見」が9件、「廃棄物処理法の規制改革についての意見」が1,329件、「その他の意見」が38件にのぼっていた。
 寄せられた意見は、今後の産業構造審議会環境部会廃棄物リサイクル小委員会での審議の参考資料として使用される予定だ。【経済産業省】

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