一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

14年度のジュゴンと藻場の広域的調査について調査手法検討会を設置

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.10.07 【情報源】環境省/2002.10.07 発表

 環境省は、沖縄周辺海域に生息するジュゴンの保護方策を検討資料とするため、ジュゴンとその餌場である藻場の広域調査を平成13年度から進めているが、このほど調査手法の検討業務を委託している(財)自然環境研究センター内に、平成14年度の調査手法を策定するための「ジュゴン藻場の広域的調査手法検討会」を設置した。
 ジュゴンは、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)では、最も厳しく規制される付属書1リストに登録されている哺乳動物。とりわけ沖縄のジュゴンは、世界的な分布の北限と言われ、生息数も非常に限られていると推測されている。しかし広域的な調査は日本でも初めての試み。
 今回の広域調査は沖縄本島周辺海域全域で13年〜15年の約3年かけて実施する予定だが、14年度調査手法の方針を決める今回の検討会でも、13年度に続き、(1)海草藻場の分布状況、(2)ジュゴンの分布、(3)ジュゴンの食性、(4)ジュゴンの遺伝学的調査−−の4項目の調査方法について専門家の意見を聞く予定。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク