一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成27年度 大気汚染状況について(有害大気汚染物質モニタリング調査結果報告)
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2017.04.01 【情報源】環境省/2017.03.30 発表
環境省は、平成27年度の大気環境モニタリングの調査結果をとりまとめ、公表した。有害大気汚染物質のうち、有害性の程度や大気環境の状況等に鑑み健康リスク等を考慮し、調査した。
【有害大気汚染物質】低濃度ではあるが長期曝露によって人の健康を損なうおそれのある物質
物質に応じて、235〜398地点で測定した。
長期曝露による健康リスクが懸念されている物質であるため、月1回以上の頻度で1年間測定した地点に限って環境基準及び指針値の達成の評価をした。
環境基準が設定されているベンゼン等の4物質においては、すべての地点で環境基準を達成していた。
指針値が設定されている9物質のうち、5物質は14地点で指針値を超過していた。これらの超過地点については、地方公共団体において発生源の調査、排出抑制の指導等の措置が講じられている。その他の4物質は、全ての地点で指針値を達成していた。
その他詳細はプレスリリース参照。【環境省】