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環境ニュース[国内]

愛知県大府市、都市鉱山から五輪メダルを 小型家電からリサイクル

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2016.12.12 【情報源】地方自治体/2016.10.21 発表

 大府市と至学館大学、小型家電リサイクルなどを手掛けるリネットジャパンは「都市鉱山メダル連携促進委員会」を立ち上げた。2020年の東京五輪・パラリンピックで、使用済み小型家電に含まれる資源「都市鉱山」を活用したメダルの正式採用を目指す。
 「ゴールドラッシュ2020」プロジェクトと銘打ち、全国の自治体や学校、アスリートなどと連携して工夫を凝らした運動を展開し、国民の小型家電リサイクルの意識を高め、世論の喚起を促す。
 同委では、ロンドン五輪の実績やオリンピック憲章で定められたメダルの基準から、1大会で必要な資源量を金9.6kg、銀1210kg、銅700kgと算出。金9.6kgの回収に必要な小型家電を、携帯電話なら32万台、パソコンなら5万台と見込んでいる。
 10月21日に同大で開かれた記者会見には、女子レスリングの吉田沙保里選手らリオデジャネイロ五輪のメダリストも参加。実際に使用済み小型家電から貴金属を取り出して作ったメダルが披露された。岡村秀人市長は「東京五輪でメダル獲得が期待される大府市ゆかりの選手たちのために、小型家電を集めてメダルを作ろうと呼びかけていきたい」と話した。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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