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環境ニュース[国内]

日本海・九州西広域漁業調整委員会を開催 日本海北部海域でマガレイ、ハタハタの資源回復計画策定を了承

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.09.20 【情報源】水産庁/2002.09.12 発表

 平成14年9月10日、東京都内で第2回日本海・九州西広域漁業調整委員会が開催され、翌11日には、同委員会の第3回日本海北部会と第3回日本海西部会が開催された。
 このうち第2回日本海・九州西広域漁業調整委員会では、水産庁から第1期資源回復計画の進捗状況、平成15年度資源管理関係予算概算要求などについて説明がなされ、また日本海北部会では、日本海北部海域での資源回復計画の対象魚種としてマガレイ、ハタハタを選定し、関係漁業者と具体的な漁獲努力量削減措置を協議していくことが了承された。
 一方日本海西部会では、水産庁側が9月6日に公表した「日本海西部あかがれい(ずわいがに)資源回復計画」の概要や、アカガレイの漁獲努力量管理制度(TAE)設定についての考え方を説明し、あわせて日本海西部海域での資源回復計画対象魚種として、ハタハタ・ヤナギムシガレイなどを選定することを提案した。ただしこの提案に対しては、対象資源を漁獲する漁業の種類がアカガレイの資源回復計画と重複するとの指摘が委員からなされたため、関係県・漁業者と再度協議し、対象魚種候補を絞り込むことになった。
 「資源回復計画」とは悪化傾向にある日本周辺水域の資源の積極的な回復を図るための新たな資源管理の取組みとして策定されるもの。【水産庁】

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