一般財団法人環境イノベーション情報機構
大気環境における放射性物質のモニタリング結果公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.03.31 【情報源】環境省/2016.03.31 発表
環境省は、大気環境における放射性物質のモニタリングについて、平成26年1月〜平成27年3月の結果を取りまとめ公表した。大気浮遊じんについては、全国の自然放射性核種のベリリウム7は1.2〜17 mBq/m3(ミリベクレル毎立方メートル)、人工放射性核種のセシウム134は不検出〜1.2 mBq/m3、セシウム137は不検出〜3.0 mBq/m3であり、欠測により評価が困難な地点を除いて過去の調査結果の範囲内であった。
大気降下物は、全国の自然放射性核種のベリリウム7は不検出〜1100 MBq/km2(メガベクレル毎平方キロメートル)、人工放射性核種のセシウム134は不検出〜1900 MBq/km2、セシウム137は不検出〜6800 MBq/km2であり、欠測により評価が困難な地点を除いて過去の調査結果の範囲内であった。
平成28年度も引き続き、環境省が離島等において実施している環境放射線等モニタリング調査10地点及び原子力規制委員会が実施している環境放射能水準調査等299地点の合計309地点において、大気環境における放射性物質のモニタリングを行う。【環境省】