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環境ニュース[国内]

平成26年度の騒音規制法施行状況を公表

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2016.03.31 【情報源】環境省/2016.03.31 発表

 環境省は、都道府県等からの報告に基づき、平成26年度における騒音に係る環境基準の達成状況及び苦情の件数のほか、騒音規制法に基づく地域指定の状況、届出件数、措置の状況等について取りまとめ公表した。
 公表によると、騒音に係る苦情の件数は、平成26年度は17,110件で、前年度に比べ393件増加した。
 苦情の内訳を見ると、建設作業が最も多く5,674件(全体の33.2%)、工場・事業場が5,113件(同29.9%)、営業が1,612件(同9.4%)等であった。
 平成26年度の騒音規制法の指定地域内の特定工場等に係る苦情は963件でした。当該年度に行われた騒音規制法に基づく立入検査は673件、報告の徴収は143件、騒音の測定は315件であった。測定の結果、規制基準を超えていたものは185件であった。同法に基づく改善勧告は3件、改善命令は0件であった。また、行政指導が816件行われた。
 指定地域内の特定建設作業に係る苦情は2,093件であった。当該年度に行われた騒音規制法に基づく立入検査は1,623件、報告の徴収は325件、騒音の測定は414件であった。測定の結果、規制基準を超えていたものは79件であった。同法に基づく改善勧告及び改善命令は行われなかったが、行政指導が1,789件行われた。【環境省】

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