一般財団法人環境イノベーション情報機構
26年度に地方公共団体が取り扱った公害苦情件数は7万4,785件
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2015.12.03 【情報源】総務省/2015.11.30 発表
公害等調整委員会は平成27年11月30日、平成26年度に全国の地方公共団体が取り扱った公害苦情の受付状況、処理状況をまとめ、公表した。平成26年度に全国の地方公共団体が受け付けた公害苦情件数は7万4,785件。前年度に比べ 2,173件(2.8%)の減少となる。
平成26年度の典型公害の公害苦情受付件数(51,912件)を種類別にみると、「騒音」が17,202 件(典型7公害苦情受付件数の 33.1%)と最も多く、次いで、「大気汚染」が 15,879件(同 30.6%)、「悪臭」が 9,962 件(同 19.2%)、「水質汚濁」が 6,839 件(同 13.2%)、「振動」が 1,830 件(同 3.5%)、「土壌汚染」が 174 件(同 0.3%)、「地盤沈下」が 26 件(同 0.1%)となっていた。
一方、平成26年度の典型7公害以外の公害苦情受付件数(22,873 件)のうち、「廃棄物投棄」は10,367件(典型7公害以外の公害苦情受付件数の 45.3%)で、前年度に比べ 434 件(対前年度比 4.0%)減少していた。【総務省 公害等調整委員会】