一般財団法人環境イノベーション情報機構
SGホールディングス、グループ企業が「エコアクション21」の認証を全事業所で取得
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2015.06.09 【情報源】企業/2015.06.02 発表
佐川急便を中核にするSGホールディングスグループで車両整備・車両販売・ボディー販売のSGモータースは、「エコアクション21」の認証を全事業所で取得した。エコアクション21は、環境省が策定したガイドラインに基づいて環境配慮の取り組みを継続的に行う事業所が認証・登録される。取得を機に今後も活動を推進する。エコアクション21は環境省が推奨する環境管理システムで、自主的・積極的な環境への配慮を継続的に行って改善を進め、その結果を公表する方法について定めている。そのガイドラインによって事業者を審査するのが、エコアクション21認証・登録制度で、SGモータースは2011年度から認証に向けた活動を行ってきた。
エコアクション21の取得は、SGホールディングスグループの中でSGモータースが初めての試みとなる。SGモータースの各支店では、店長を環境担当責任者とし、整備部門の責任者の工場長が内部監査員資格を取得するなど、全社を挙げて活動している。各支店がそれぞれ目標に向けた環境活動計画を策定して取り組んでいる。
設備では、整備工場に雨水利用システムを導入して水資源を有効利用する。併せて、オイル交換などで排出される廃油を燃料に、工場の床暖房や構内のロードヒーティングなどの積雪対策に使ったり、冬季の温水洗車に活用している。さらに、内装材を100%リサイクル樹脂にした車体を展開するなど、各種の活動を実施している。【SGモータース(株)】