一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

日本の林野面積、平成2年より0.4%減少 2000年世界農林業センサス林業地域調査結果

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】農林水産省/2001.03.15 発表

 農林水産省は、平成13年3月15日、「2000年世界農林業センサス林業地域調査結果」を発表した。
 この調査結果によると、平成12年8月1日現在の日本全国の林野面積は2,491万9000ヘクタールで、平成2年の調査時より10万7000ヘクタール(0.4%)減少した。また、森林蓄積量は37億1000万立方メートルで平成2年時にくらべ25.5%増加しているが、内訳としては人工林蓄積が43.0%増加したのに対し、天然林蓄積量は8%の増加にとどまり、人工林蓄積量が天然林蓄積量を上回った。更に森林の公益的利用面積は、保安林が810万1000ヘクタール(林野面積の32.5%)と最も多く、ついで自然公園が378万3000ヘクタール(同15.2%)、鳥獣保護区が202万6000ヘクタール(同8.1%)となっている。なお、森林を保健・文化・教育活動に利用している施設数は5,421か所でこのうちキャンプ場、スキー場などの森林スポーツ・レクリエーション施設が4,576か所であった。
 農林水産省では国連食糧農業機関(FAO)の提唱による昭和25年の世界農業センサス(統計)以降、10年目ごとに国際条約に基づく世界農業センサスを行っており、また中間年に日本独自の農業センサスを行っている。
 今回の統計調査は前者に該当し、通算して11回目の調査である。なお、林業地域調査は全国の3,400市区町村を調査単位として、平成12年8月1日現在の森林・林業の現況などについて、都道府県の自計申告や聞き取り、林野庁の行政記録などにより取りまとめた。
【農林水産省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク