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環境ニュース[国内]

日豪非公式漁業協議 インド洋でのメバチマグロ漁獲規制導入で見解一致

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.07.18 【情報源】水産庁/2002.07.17 発表

 2002年7月12日、オーストラリアのシドニーで、日豪非公式漁業協議が開催された。
 今回の協議には日本側から小松・水産庁参事官、伊藤・外務省漁業室長らが参加。オーストラリア側からはハリー・農漁林業省次官補が出席した。
 議題となったのはみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)、インド洋まぐろ類委員会(IOTC)、中西部太平洋まぐろ類保存条約(MHLC条約)などについて。
 このうちみなみまぐろ保存委員会に関わるものでは、同委員会非加盟国インドネシアの漁獲量について、日本側はインドネシアでの現地調査結果から500トンに止まると推定。オーストラリアによる推定漁獲量(2,000トン程度)は過剰予測であるとの意見提示を行った。また過剰予測分の一部を加盟国に割り当てることができると主張。これに対しオーストラリアは従来の立場を維持したが、今後インドネシアの漁獲量推定方法を検討していくことで双方の見解が一致した。
 一方インド洋まぐろ類委員会に関わる問題では、インド洋でのメバチマグロの漁獲規制導入の必要性について双方の見解が一致。次回年次会合に向け具体的な提案を策定していくことになった。また中西部太平洋まぐろ類保存条約については、日本側が条約に存在する多くの問題を指摘し、日本の参加のためには条文改正を含めた改善が必要であるとの説明を再度行った。【水産庁】

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