一般財団法人環境イノベーション情報機構
国内希少野生動植物種に新たに5種を指定へ 「種の保存法施行令」改正案への意見募集開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.07.05 【情報源】環境省/2002.07.05 発表
環境省はスイゲンゼニタナゴなど5種の動植物を新たに国内希少野生動植物種として指定する「種の保存法施行令」改正案をまとめ、この案について意見募集を平成14年7月19日まで実施することにした。国内希少野生動植物種に指定されると、捕獲・採取・譲渡が原則として禁止される。なお環境省が実施する生息状況調査で生息情報が把握できた種のうち、国内希少野生動植物種の指定要件を満たす種については、順次指定が実施されており、現在までに57種が指定されている。今回の5種が追加されると62種になる予定だ。
なお、今回新たに指定するとされているのは、スイゲンゼニタナゴ(魚類)、イシガキニイニイ(昆虫類)−−の動物2種と、チョウセンキバナアツモリソウ、オキナワセッコク、クニガミトンボソウ−−の植物3種。【環境省】