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環境ニュース[海外]

韓国、大気政策の信頼性確保のため大気質モデリングの情報を改善

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2013.04.22 【情報源】その他/2013.04.05 発表

 韓国国立環境研究院(NIER)は、同国の大気政策の策定・評価に必要な大気質モデリングの指針と基準値等を公開する「クリーン大気政策モデリングシステム」(CAPMOS)の内容を大幅に改善し、システムの信頼性を高めた。大気政策モデリングは、大気汚染物質の排出・反応・拡散を踏まえ、気象観測データと大気汚染物質の排出量から大気汚染・沈着のレベルを予測するもので、大気汚染物質削減政策の策定、その実効性の分析など広く用いられる。CAPMOSは2012年4月に立ち上げられ、その後1年にわたり整備・改善が行われた。これまで蓄積された結果を基に、徹底的な再精査が専門家によって実施され、4種のデータ(大気質モデリングの指針、気象、排出量、大気質)が提供される。基準値は、指針で示された大気質モデリングの実施、及び結果の分析・検証に必要なものであり、CAPMOSのウェブサイトでダウンロードできる。NIERは、CAPMOSのデータ公開により大気政策の透明性と信頼性の向上を図り、今後も国民の信頼を得られる政策実施に向けて最善を尽くすとしている。【韓国環境部】

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