一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

オムロングループ会社が三菱UFJリースなどと賃貸住宅の屋根を活用した太陽光発電事業開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.02 【情報源】企業/2013.03.28 発表

 オムロンのグループ会社で社会・金融システムと環境ソリューションを手がけるオムロンフィールドエンジニアリング(オムロンFE)は、三菱UFJリース、レオパレス21と、全国各地の賃貸住宅の屋根を活用した太陽光発電事業を共同で始める。「屋根借り太陽光発電プロジェクト」と呼び、2月に3社で新たに設立した特定目的会社で展開する。
 屋根借り太陽光発電プロジェクトは、レオパレスが管理する全国約3万5000棟の賃貸物件を対象に、太陽光発電の設置に適した物件の屋根を賃借して太陽光パネルを設置し、発電した電力を売電する取り組み。特定目的会社にはオムロンFEと三菱UFJリースが47.5%ずつ、レオパレスが5%出資した。オムロンFEが運用・保守と発電量などのモニタリングを手掛け、三菱UFJリースは太陽光発電設備のリースを担当する。
 レオパレスは、2011年3月に管理物件への太陽光発電システムの導入を始め、これまでに5400棟以上に設置した。システムの発電容量を合わせると54MW(5万4000kW)に達する。屋根借り太陽光発電プロジェクトでレオパレスは、太陽光発電設備の設置工事を行う。プロジェクトでは、今夏までに500棟の賃貸住宅に設備を取り付ける。
 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入を機に大規模な太陽光発電事業が増える一方、中小規模の事業は、機器設置の費用が割高であったり手続きの煩雑さが理由で事業化が進んでいないため、3社で共同展開することにした。オムロンFEは、太陽光発電システムの設計・機器提供・施工・保守の一括サービスを実施している。【オムロン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク