一般財団法人環境イノベーション情報機構
LIXIL、グループ全社で共通の「CSR方針」を制定、7テーマで具体的な活動を設定
【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.08.09 【情報源】企業/2012.08.03 発表
LIXILは、グループ全社で共通の「CSR(企業の社会的責任)方針」を制定した。イノベーション(技術革新)、サステナビリティー(持続可能性)、インテグリティー(公正・誠実)を重点に7つのテーマで具体的な活動を設定し、推進していく。環境活動をはじめ各種の取り組みを紹介するCSR経営のウェブサイトも8月3日に開設した。持続可能な社会の発展に貢献することが目的で、キャッチフレーズは「Link to Good Living」。LIXILグループが社会的使命とする「良い住まい、良い暮らしにつながる絆を、世界に広げる」の実現に向け、製品・サービスのイノベーションを追求し、利害関係者との対話を重ねてインテグリティーに基づく事業活動を継続する、とした。
イノベーションは、エネルギーと水資源の効率、衛生・安全・安心と高齢社会の共助、の2つがテーマとなり、このうち、エネルギーと水資源の効率に関する具体的活動では、地球規模の気候変動や水資源問題の重要性を認識し、住宅・ビルでのエネルギー利用のゼロバランスや、水資源の効率利用を図る製品・サービスの開発を進める。
サステナビリティーのテーマの1つ、地球環境の保全と地域社会の発展への貢献については、環境や生物多様性を保全し、事業所周辺の発展のために地域や環境団体と協働する、などとした。CSR経営のウェブサイトに加え、今後の課題を記した冊子「サステナビリティレポート2012」も8月下旬に発行。LIXILはCSRに一層力を入れる。【LIXIL】