一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

三井住友銀行、環境・インフラ事業へのファイナンスでモンゴル開発銀行と提携

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.03.14 【情報源】企業/2012.03.12 発表

 三井住友銀行は、温暖化ガス排出削減に貢献する環境・インフラ事業分野へのファイナンスに関する協働を目的に、モンゴル唯一の政府系開発銀行、モンゴル開発銀行と業務提携の覚書を結んだ。「二国間オフセット・クレジット制度」の成立を視野に、温暖化ガスを削減するモンゴルでのインフラ案件に日本の技術・製品を導入する。

 モンゴル開発銀行は大型インフラ案件に融資するため2011年に設立された。三井住友銀行は、覚書締結によってモンゴル開発銀行と、温暖化ガス削減につながる案件を発掘する。二国間オフセット・クレジットは、日本の環境技術・製品による温暖化ガス排出削減事業を日本の貢献として評価する制度で、日本政府が構築を目指している。

 モンゴルは近年、鉱物資源の開発が進み、経済成長に伴ってインフラ整備や環境改善へのニーズが拡大。特に、首都のウランバートルでは人口が急増し、電力不足が日常化しているうえ、冬の暖房に石炭を使うことから、その燃焼による大気汚染も深刻な状況にあり、環境に配慮した持続可能な発展に向けた取り組みが急務になっている。

 こうしたことから、日本の環境省とモンゴルの自然環境観光省は、2011年12月に環境協力の覚書を結んだ。三井住友銀行は、日本が保有する環境技術・環境製品を利用したモンゴルでのインフラ案件、温暖化ガス排出削減事業の発掘を通して日本企業に新たなビジネス機会を提供すると同時に、事業に対する金融面の支援も実施する。【(株)三井住友銀行】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク