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環境ニュース[国内]

アメリカオオアカイカ資源調査 11月11日から開始

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.11.10 【情報源】林野庁/2011.11.10 発表

 水産庁は、平成23年11月11日から南東部太平洋に漁業調査船開洋丸を派遣し、アメリカオオアカイカ資源調査を実施すると発表。
 アメリカオオアカイカ(※1)は、世界最大の商業的な頭足類資源のひとつで、東部太平洋の広範囲に分布しており、このうち、ペルーやチリ海域における漁獲量は世界の漁獲量の9割以上を占めている。しかしながら、近年、ペルー海域における漁獲水準が低迷しており、我が国漁船の安定的操業に支障を来しているところです。
 アメリカオオアカイカは、エル・ニーニョやラ・ニーニャ(※2)といった海洋環境によりその資源状況が変動することが推測されているが、現状の再生産状況や加入状況など資源変動メカニズムに係る情報が不足しており、資源回復への将来的な見通しに関しては明らかになっていない。
 このため、資源の再生産状態や加入状況を把握するための調査及び餌環境と海洋環境に関する調査をペルー政府の水産研究機関(ペルー海洋研究所)と共同で実施するもの。【水産庁】

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