一般財団法人環境イノベーション情報機構
白山国立公園 コマクサ除去作業実施
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2011.09.26 【情報源】環境省/2011.09.26 発表
環境省中部地方環境事務所は、平成23年9月26日 白山国立公園の原生的な自然環境の維持・回復のため、今秋よりコマクサの除去作業を開始すると発表。今回の除去作業は、人為的に持ち込まれたと考えられるコマクサが白山国立公園の高山帯において生育範囲を広げ、生態系への影響が懸念されることから、自然公園法に基づく生態系維持回復事業の一環として行うもの。
環境省中部地方環境事務所では、除去は地表面から約10〜20cm下にある生長点より上の部分のみを行うことにより、コマクサは枯死するが、土壌の流亡は最小限に抑えられることが期待出来るとしている。
また、今後も効果的な除去手法の確立に向けた調査を行うとともに、生育状況のモニタリングを継続するとしている。【環境省】